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西尾泰和著「エンジニアの知的生産術 ―効率的に学び、整理し、アウトプットする」を読んだ感想

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前回読んだ「カイゼン・ジャーニー」と同様に、本書も読むつもりは全くなかった。

ただ、ここ最近プライベートでは、あれもやりたいこれもやりたいという感じでかなり発散し始めてきていたので、効率よくブレずにやっていくには…というようなところの答えを期待して、本書を手にとった。

結果的に、そういう部分の答えは見つからなかったが、少なくとも今の僕にとっては非常に価値のある本だった。多分、今後幾度となく読み返すと思う。ある意味、バイブル的な存在の本。

読んだ本

読んだ本はこちら。西尾泰和著「エンジニアの知的生産術 ―効率的に学び、整理し、アウトプットする」。

みんな大好き、WEB+DB シリーズ本なので、結構知ってる人も多いと思う。

通して読んで感じたことは、著者の@nishioさんの知識量、スキルともにハンパねぇなってこと。経歴を見てみると、灘中、灘高、京大と続いてきて、おおぅ…って感じだった。とは言え、年齢的には僕とちょっとしか変わんないので、追いつけるように全力を尽くしたい。

余談だけど、サイボウズに行けばこんな優秀な人を間近で見ながら仕事が出来るのか…と羨ましく感じた。

どういう本だったか

まさにタイトル通りで、学んで整理してアウトプットして強くなるまでのテクニック的なことがつらつらと書いてある本だった。

「あーそうだよねー」と思える内容から、「そういうやり方もあるのかー」って内容まで、著名な手法を筆者なりに咀嚼した方法論がぎっしりと詰まっている。

この「筆者なりに咀嚼した」って部分がポイントで、これが我々エンジニアに即した方法論に変換されているのがとても良かった。というのも著名な手法を提唱している人ってのは専門がエンジニアリングではないので、ハッキリ言ってしまうと、エンジニアにはフィットしづらい。

これを個人で検証して自分なりにフィッティングしていく時間があればいいのだけど、毎日時間がない時間がないと思っている僕にはかなりつらく、それを本書でショートカットできるってのは非常に価値があると感じた。

あと、本書の中で「書籍の読み方」に触れられている部分があって、今の僕の読書スタイルよりもかなり有用そうだったので、これをベースに、かつ今学び中のマインドマップを使って、また 2 周目を読んでいきたい。